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<<   作成日時 : 2008/04/20 23:57   >>

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 AMD製サウスブリッジSB700を搭載したマザーボードでSATAのAHCIモードを有効にする方法に関して、簡単で自由度の高い方法を見つけたので今後の再インストール時の備忘録としてエントリーしておきます。以下の内容はすべてWindows Vista x64を使用しています。おそらくWindows Vista x86(32bit版)でも同じと思われます。Windows XPだと少し違う点があるかもしれません。

[2008年4月29日追記]
 当初SB600でも同様の方法でAHCI化ができるかのような内容となっていましたが、その後SB600ではレジストリ編集後に起動できなくなることが分かりましたので、訂正いたします。以下の方法は現在のところSB700でのみ成功が確認されています。


[注意]
 レジストリの編集は危険を伴いますので、十分注意の上自己責任で行ってください。

-----以下手順
1. IDEモードでWindows Vistaをインストール
 まずはOSのインストール。何も考えずにBIOSにてSATAをIDEモードに設定したままインストール。特に問題なく完了するはず。

2. Service Pack1を当てる
 Windosw UpdateあるいはWindowsダウンロードセンターなどを利用してService Pack1化する。インストールディスクがSP1の場合はもちろんこの作業は不要。いずれにしろ一通り必要なパッチ類は当てておく。

3. レジストリを書き換えてMicrosoft標準AHCIドライバを有効化
 レジストリエディタ(Regedit.exe)を起動して下記のレジストリエントリの値を修正する。
"\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\msahci"にある"Start"の値を"4"から"0"へ書き換えて再起動。

4. BIOSのSATAのモード設定をAHCIに変更
 BIOSのモードをIDEからAHCIに変更。その後Windowsを起動するとMicrosoft標準AHCIドライバが自動的にロードされる。このときHDDは新しいハードウェアとして認識されるため、再び再起動を促されるので指示に従い再起動。

5. AMDのSouthBridgeドライバをインストール
 AMDのWEBサイトから最新のMotherboard/IGP Drivers用South Bridge Driverをダウンロードしインストールする。(http://game.amd.com/us-en/drivers_catalyst.aspx)このとき、Filter Driver、IDEドライバとともにAMD製のAHCIドライバ(Promise AHCI RAID ドライバ)がインストールされる。

6. 再起動
 再起動すると、それまでのMicrosoft標準AHCIドライバに代わってAMDのAHCI/RAIDドライバがロードされる。
-----以上

 なお、4と5の順番を逆にするか、5.のインストール時にカスタムを選び、オプション指定でPromise AHCI RAIDドライバをインストールしないようにすることで、Microsoft標準のAHCIドライバを使い続けることも可能です。

 AHCI化してもBIOSをIDEに戻せばいつでもIDEモードに変更することが可能です(そのまた逆も可)。ただし、一度AMDが配布しているAHCI/RAIDドライバを入れてしまうと、Microsoft標準AHCIドライバに戻すには、AMDのSouth Bridge Driverのアンインストールが多分必要となります。(やってないのでできるかどうかは分かりません)

 で、AHCIとIDEモードはどちらがいいのか? またはAHCIで使う場合にAMD純正ドライバとMicrosoft標準ドライバのどちらがいいのか?ということが気になるわけですが、その重要な指標の一つとなるのが当然パフォーマンスです。ということで、簡単に各モードでベンチマークをしてみました。ベンチマークソフトはCrystalDiskMark2.1を使用しました。
 ちなみにCPUはPhenom 9850、HDDはSeagate Barracuda 7200.11、OSはWindows Vista x64 SP1、標準AHCIドライバはSP1化したOS付属のもの、AMDのIDEおよびAHCIドライバはCatalyst8.4に付属のものです。早速ですが結果は以下グラフの通りです。

画像


 どのモード/ドライバを使用してもほとんど誤差の範囲内なのですが、Random Write 512kBの結果だけ、AMDのAHCI/RAIDドライバが飛び抜けて悪い結果を残しています。何かの間違いかと思ってやり直したのですが、結果は同じでした。本当にRandom Writeが不得意なのか、あるいは計測上の問題なのかわかりません。ちなみにいずれも体感はそれほど変わりはありません。

 ただし私の環境ではAMDのAHCI/RAIDドライバを使用するとPhotoshop Element 6.0が終了できなくなるなどの安定性での問題があります。なので、選択肢はIDEモードかMicrosoft標準AHCIドライバです。わずかながらもAHCIの方が性能が良さそうなので、Microsoft標準AHCIドライバを使用して様子を見ようと思います。この標準ドライバはCPU負荷が高いという情報もありますが、ベンチマークを走らせた状態でCPU負荷をモニターしてみても特に負荷が跳ね上がるような現象は見られませんでした。


関連エントリ
 SB600をAHCIで使う方法(その2) 2007年12月17日
 SB600をAHCIで使う方法 2007年12月13日

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
うを!凄い!とても参考になりました。そして私はIDEモードでいいやと言う結論になりました。(笑)
それにしてもいつもながらHiさんのPC関連の話は参考になります。これからもよろしくお願いします。とりあえずVista 64bitが欲しくなりました。(笑)
hirosz
2008/04/22 08:52
○hiroszさん、
参考になってるでしょうか。AHCIにはちょっとこだわってみたのですが、一向に利点が見えません。自己満足だけですね。それを言い始めると私の自作PC趣味自体がすべてそうなのですが。

64bitOSイイですよ。是非Phenomリベンジとともに!
Hi
2008/04/22 18:44

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